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2010年12月 8日 (水)

12月議会一般質問原稿

市民クラブの加藤尚登です。通告に従い農業の展望について、国保医療費削減策について順次質問をいたします。

最初に農業の展望について質問いたします。
経済のグローバル化に伴い、貿易の自由化圧力が増してきています。その交渉は、153ヶ国が加入するWTOや、通常二国間で行われる自由貿易協定(FTA)、経済連携協定(EPA)、そして最近話題になっている環太平洋連携協定(TPP)など様々な形で行われております。

貿易立国を標榜する我が国全体にもたらす利益を考えると、基本的には推進すべきことなのでしょう。
しかし、その中でいつも農業が交渉の足をひっぱているという報道がされています。いうまでもなく、我が国の農業は、その生産条件の格差ゆえに高関税に守られているからです。これは、国民と政府が国内農業の重要性を認識しているがゆえに採用されている政策であり、他国に食料を依存することの不安感や、農業が持つ多面的機能を評価しているからであります。真の国益を考えれば、農業をないがしろにして自由貿易化を進めることは我が国全体にとって大きな危惧があります。

にもかかわらず、もし、このまま完全自由化政策が採用された場合、農業に及ぼす影響について基本的なお考えをお伺いします。

本年6月議会でも指摘しましたが、農業政策の根幹は、単純に申し上げれば、食料生産装置であり、多面的機能を担保する、「農地」の保全、確保であると考えています。公務員が、税金を使って保全することなどありえない以上、誰かにそれを担ってもらわねばなりません。そこには安定した生活が営める基盤が必要です。基盤とは、収入、所得に他なりません。要するに、経営として成り立っている必要があるのです。自給率向上にばかり農政の方向性が語られているきらいがありますが、その農地から、産出される付加価値、いわゆる産出額の向上こそが担い手の生活を保障し、農地を保全することにつながるのではないでしょうか。

これらのことから、長岡の農地を守ってゆくべき担い手像をどういう風にお考えなのか、またその支援策についてお伺いします。

「顧客なくして、生産無し」これは、どの産業でも当たり前のことです。それでは、今の農業、特に水田農業はどうでしょうか?国の需要予測から割り出された作付け面積を各農家に一律にしめし、農家は、不満を持ちながらも、それに従っているというのが現状です。
それは、価格維持のためにやむなく行われていることですが、一体、誰のための価格維持なのでしょう。顧客は、安い方が利益があるのですから、農業経営のための価格維持だと考えられていますが、果たしてそうでしょうか。一律農政が、競争力のある経営体の育成を阻んできた側面も否定できないのではないでしょうか。多様化した需要を確実につかみ生産物を選定し、販売に結びつけるという当たり前の経営手法が根付いていないのではないでしょうか。意欲的な農業経営者の成長を阻んではいないでしょうか。そろそろ一律農政を再考してみる時期だと考えますが、こうした、顧客、需要に目を向けた経営者を育てるための政策についてお考えをお伺いします。

農業に関して話題になるときの枕詞に「非常に厳しい」というのがあります。少子高齢化と、食の多様化で今後ますます米の需要が減ってゆく中で、これまでの内向きの発想だけではこの厳しさを打破することはできません。ここは目を海外に転じて、海外の顧客をつかみ、輸出することを模索すべきではないでしょうか。

輸出米は、国内需給に影響を与えないため生産調整実績と見なされますし、県内でも、既に意欲的な農家が取り組みを始めています。今朝の新潟日報は、筒井農水副大臣が米の輸出拡大に向けた協議のためまさに今日から中国を訪問すると伝えております。水田の有効活用と、強い農業経営体を育てるためにぜひ行政のバックアップをお願いします。

農業生産に関わる関係機関は国、県、市、農業協同組合、農業共済組合、森林組合、土地改良区など、多岐にわたります。農業の多面性のため、おのおのの機関がそれぞれの役割を果たしているのは分かりますが、重なり合った部分もあるはずです。特に、今まで述べたような、強い農業経営体を育て、支援する部分は行政と農協が一番現場にちかく、連携力が問われます。我が市民クラブは、本年10月6日、長野県飯田市を訪れ、「地域活性化プログラム」について行政視察をさせていただきました。飯田市では、地域経済の再生、活性化のため、「経済自立度」という指標をもとに、産業界、市民、経済団体、行政がスクラムを組んで現場主義のもと、具体的な事業を立案、実践して高い成果を上げていました。

商農工連携を視野に、あえて農林部と商工部をひとつにして産業経済部と再編した後、農業課は農協と合同事務所を立ち上げ、現場で一緒に活動し、総力を挙げて新しいプロジェクトを次々と立ち上げていました。

そこでお伺いします。農政課にある担い手育成部門を市役所庁舎におくのではなく、外にでて、農協職員と机を並べ、変革が求められている農業経営を強化育成するため共に汗を流してみてはどうでしょうか。

つぎに国保医療費削減策についてお伺いします。

さる11月24日、厚生労働省は平成20年度の国民医療費を発表しました。それによりますと、病気や、けがの治療で全国の医療機関に支払われた医療費の総額は34兆8084億円で、国民一人あたりでは、27万2600円。そして、国民所得比で9.9%にもなり、いずれも過去最高だったそうです。 そして高齢化に伴い対前年度比の伸び率はこのところ2ないし3%増で推移しています。

そこで長岡市の国民健康保険の医療費の状況をまずお伺いします。
さらに、私たち市民が納めている保険料の推移と、今後の方向についてお伺いします。

私は、このままでは、この増加が止まらない医療費で、国家が破綻するのではないかとさえ危惧しています。

もちろん必要な医療は安心した生活に欠かせません。しかし、「生活習慣病」といわれる多くの疾病は心がけ次第でかからずにすむものです。、そして健康であれば医療機関にかかる必要もなく、医療費もかからないのです。健康志向は強い物の、どうしたら健康でいられるかといった情報が混乱し、具体的な行動を促すほどの関心を市民が持っているとは言えません。もっと市民に健康について、医療費について、関心を持ってもらう必要があると思います。

我が国の医療水準は、国民皆保険制度とフリーアクセス、要するに家庭医というある意味の縛りがない、という特徴と、人口あたりの医師数、GDP比の医療費も比較的少ないにもかかわらず、トップクラスの平均寿命と新生児の低い死亡率を誇っているという点で世界一だと評価されています。この医療水準を守るためにも市民の協力が必要です。

国民医療費の負担割合は、丸めた数字で表しますと保険料負担が28%、窓口負担が15
%、事業主負担が20%国が25%地方自治体が12%という風になっています。

医療費が上がれば保険料も上がっていきます。この関係を市民にもっと意識してもらわねばなりません。現在では、医療機関に一度もかからなかった人も、そうでない人も同等に保険料が上がります。自動車保険は、一年間無事故だったら、保険料は下がっていくはずです。これは安全運転を強く促す効果があります。国民健康保険料も医療機関にかからなかった市民に何らかの優遇策を設けて啓発すべきではないでしょうか。

私は、「子どもたちの食と健康」に興味があります。私たちの将来は、子どもにあるのですから。子どもたちのアトピー、ぜんそく、アレルギーなどの疾病が10年で倍になるなどの今の状態は放置できるものではありません。

私たち大人も男性は2人に一人、女性は3人に一人はガンで亡くなります。ガンも生活習慣に関る病気です。このことは、今の私たちの生活習慣が、ヒトらしくない、まして、日本人らしくないものであるということの証明です。もういちど市民一人一人がふだんの生活を見つめ直す必要があります。長岡ヘルシープラン21の理念である「人とひと 輝く笑顔がはぐくむ健康なまち ながおか」の実現を願って質問を終わります。

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コメント

こんにちは!

突然の書き込み、失礼致します。

地方政府の多様化を進める議員連盟と申します。

このたび、地方政府の多様化を進めるシンポジウムを

開催することになり、地方議員の皆さんや議員を目指している

皆さんにご参加頂きたく、ご案内をさせて頂きました。


地方政府のあり方を考え、地方自治の多様化を進めるべく

議員連盟として取り組んでいこうという趣旨で超党派で

活動を始めたところです。

片山総務大臣にもお越し頂けることになっており、

とても貴重な機会かと存じます。

http://tayokagiren.p1.bindsite.jp/guide/sympo.html

こちらのページの最下部にお申し込みフォームがございますので、

ぜひご参加下さいますようお願い申し上げます。


また、議連へのご参加も頂けますと幸いでございます。

一方的な書き込みで大変失礼致しました。


地方政府の多様化を進める議員連盟

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  • 100人の村
    誰かが私に興味深いお話を伝えてくれました もし現在の人類統計比率をきちんと盛り込んで 全世界を100人の村に縮小するとどうなるでしょう その村には… 57人のアジア人 21人のヨーロッパ人 14人の南北アメリカ人 8人のアフリカ人がいます 52人が女性で 48人が男性です 70人が有色人種で 30人が白人 70人がキリスト教以外の人たちで 30人がキリスト教 89人が異性愛者で 11人が同性愛者 6人が全世界の富の59%を所有し その6人ともがアメリカ国籍 80人は標準以下の居住環境に住み 70人は文字が読めません 50人は栄養失調に苦しみ 1人が瀕死の状態にあり 1人は今生まれようとしています 1人は(そうたった1人)は大学の教育を受け そして1人だけがコンピューターを所有しています もしこのように縮小された全体図から 私達の世界を見るなら 相手をあるがままに 受け容れること 自分と違う人を理解すること そしてそう言う事実を知るための教育がいかに必要かは 火を見るより明らかです また次のような視点からもじっくり考えて見ましょう もしあなたが今朝目が覚めた時 病気でなく健康だなと感じることが出来たなら …あなたは今週生き残る事のできないであろう100万人の人たちより恵まれています もしあなたが戦いの危険や投獄される孤独や獄門の苦悩 あるいは飢えの悲痛を 一度も経験したことがないのなら… あなたは世界の5億人の人たちより恵まれています もしあなたがしつこく苦しめられることや逮捕拷問 または死の恐怖を感じることなしに教会のミサに行くことが出来るなら… あなたは世界の30億人の人たちより恵まれています もし冷蔵庫に食料があり着る服があり 頭の上に屋根があり寝る場所があるなら… あなたは世界の75%の人たちより裕福で恵まれています もし銀行に預金がありお財布にお金があり 家のどこかに小銭が入った入れ物があるなら… あなたはこの世界の中で最も裕福な上位8%のうちの一人です もしあなたの両親がともに健在で そして二人がまだ一緒なら …それはとても稀れ なことです もしこのメッセ-ジを読む事ができるなら あなたはこの瞬間2倍の祝福を受けるでしょう 何故ならあなたの事を思ってこれを伝えている誰かがいて その上あなた は全く文字の読めない世界中の20億の人々より ずっと恵まれているからです 昔の人がこう言いました 我が身から出るものはいずれ我が身に戻り来ると お金に執着することなく喜んで働きましょう かつて一度も傷ついたことがないかのごとく人を愛しましょう 誰も見ていないかのごとく自由に踊りましょう 誰も聞いてないかのごとくのびやかに歌いましょう あたかもここが地上の天国であるかのように生きていきましょう このメッセ-ジを人に伝えて下さい そしてその人の一日を照らしてください ※作:者不詳(米国・1990頃)  ※訳:なかのひろみ(2001・3)

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